【それでも僕は夢を見る】水野敬也著 読後感

こんな人にお勧め

・夢を諦めた人

・やりたい事がない人

・人生に疲れちゃった人

 

とっても読みやすい大人向けの絵本。

鉄拳さんが画を描いている。

若い頃はいろいろと夢を見る。

やりたい事がある。

いくつもチャレンジして成功しないといつしか夢を諦めてしまう。

途中はとてもしんみりした内容だがハッピーエンドで締めくくられる。

 

著者はどういう人に向けてこの本を執筆したのだろうか。

文字が少ないので、普段活字を読むことになれていない人でも読みやすいと思う。

いつ何時も夢を忘れないようにという事か。

夢を諦めず何か事を成せという事か。

それとも大きな夢など無くても日々の生活を営むこと、それを楽しんでという事か。

 

 

 

 

いろんな世代に対して、この本を読んだ感想を聞いてみたい。

【大金星】水野敬也著 読後感

こんな人にお勧め

・一歩踏み出せない人

・自分と人を比較してしまう人

 

「夢をかなえる象」の水野敬也さんが書いた本。

この本はどんなテーマなのかと考えながら読んだ。

 

大学生の恋愛に関する青春物語。

彼女がいないどころか女の子とちゃんと話すのも難しい男子大学生が主人公。

こんな子はよくいるだろうなって言う感じ。

ルックスに自信がない、だからといって特別な努力をするわけでもない。

ゲームが一番好き。

 

動物は出てくるが擬人化はされてない。

 

一歩踏み出せばいろいろ動き出すよ。

意識が自分ではなく他人に向かうと、やれる事が増えてくるよ。

例えばかっこよくない自分は恥ずかしいではなく、目の前にいる女の子をどうやって笑わせるかとか。

 

結局人は持って生まれたものを活かしていくしかない。そして自分で自分の望む人生を作っていくしかない。嘆いて立ち止まっていても、何も変わらない。

 

そんなことが書いてあった。

自己啓発本が物語風に読める、考えさせられる本。

 

 

 

 

【「やりたいこと」が見つかる3つの習慣 人生を絶対に後悔しない】古川武士著 読後感

こんな人にお勧め

・やりたい事が見つからない人

・やりたい事があっても勧めない人

 

やりたい事が見つからない為本書を読んでみた。

 

なぜやりたい事がが見つからないのか、から始まって、そのなぜを解き明かし、やりたい事を見つける手段が書いてある。そしてやりたい事が見つかると良い循環が始まるよ、という内容で締めくくられる。

 

今後のやりたい事は、きっと子供の頃から内面にあったはず。だからメンタルブロックを外して考えてみよう、感じてみようと提案している。メンタルブロックの事を著者は「心のブレーキ」と言い換えている。やりたい事は理性を横に置いておいて考える事も推奨している。

 

確かにやりたい事とやれる事を同時に考えると、やれる事しか出てこない。

やりたくてもやれない事は埋没する。

 

先ずは自分の欲求を書き出し、地図にしてみようと思う。

 

 

 

 

【何もしないで月50万円!幸せにプチリタイヤするための手帳術 ・・・】石井貴士著 読後感

こんな人にお勧め

・やりたい事があるけどやり方が分からない人

・日々、効率よく目標に向かいたい人

 

手帳についてはいろいろな著書がある。

トライエンドエラーを繰り返し、サラリーマンから起業し作家になった石井さんはどんな手帳の使い方をしているかと思いこの本を読んでみた。

 

ざっくり要約すると自分に取っていい引き寄せをする事は成功への近道だから、引き寄せするために人生の(大きな)目標、日々の(小さな)目標をいつも見る手帳に書いてみましょうという事が書いてある。

 

噂をすれば影とか、強く願えば願望は叶うとか、言われるように、先ずは目標や夢を具体化するとその内容が目に付くようになる。その為に手帳を利用しましょう。

 

大部分の人の手帳は、その日のスケジュールが書いてある。そうではなく目標達成の為に活用してはどうかという提案の本。手帳術の本は初めて読んだが、成功する人はこんな形であらゆるものを目標達成の為に使うのかと感心した。早速マネしてみよう!

 

 

【ちっちゃいけど、世界一誇りにしたい会社 日本中から顧客が追いかけ・・】坂本光司著 読後感

こんな人にお勧め

・仕事を探している人

・今の仕事に納得していない人

 

顧客が追いかけてくる会社ってどんな会社だろうと思い読んでみた。

 

この本に載っているのは中小企業よりも小さな、零細企業や家族経営の会社。

一芸に秀でた所謂、差別化に成功した会社。

ただし共通するのは利益を追求するのではなく、誰か他の人の為に働く事でその企業が成り立っている事だ。

 

全体的に社員や取引先を大事にしている中小企業は素晴らしい、儲け主義の大企業はダメだというニュアンスで書いてある。

 

全面的にその主張に賛成は出来ないが、中小零細企業にスポットを当てて、全国的に周知することには賛同できる。

 

ある程度自分の軸を持って、本当にそうかなと考えながら読むと面白い本である。

 

 

 

【三谷幸喜のありふれた生活2】三谷幸喜著 読後感

こんな人にお勧め

・ちょっと気晴らししたい人

・人の生活をのぞき見したい人

 

この年は三谷幸喜さんは厄年だったらしい。

 

厄年らしい出来事が満載。

でもコメディ脚本家らしく笑える話が多数掲載。

 

文章が書ける人はすごいと思う。

何気ない毎日の暮らしが書いてあるだけでも面白い。

 

新聞にエッセイを投稿するとかなり大人数の目に触れるだろう。

そのエッセイが一冊の本として出版され更に多数の人読まれる。

新聞掲載時に稿料が入り、本が売れるごとに印税が入る。

トレンド(今ならコロナ関連)ものではないから、いつまででも売れる可能性がある。

現に発売から10年経っている今、私が読んでる。

 

著者はこのエッセイを書くときに読者を笑わせようとして書いたんだろうか。

芸能関係の自分の仕事がどんなものであるか読者に知らせようとして書いたんだろうか。

楽しませようとして書いたのなら、私にはとてもハマっている。

 

 

 

【「本当の自信」を手に入れる9つのステップ 小さなことに左右されない 】水島広子著 読後感

こんな人にお勧め

・自分に自信がない人

・自信ってなんだろうと思う人

・今悩んでいる人

・すぐ凹んじゃう人

 

本当の自信って何だろう、と思って読んでみた。

精神科医の先生が書いているらしい。

 

本当の自信という事は、本当じゃない自信があるのかな。

あるらしい。

自信の無さの偽物もあるらしい。

文中ではその区別と対処法が9つの章に分けて書いてある。

 

いつ、いかなる場合でも自信のある人はいない。

普段自信のある人が、一時的に自信が無くなる場合もあるんだよ。

それはそれで大丈夫。

 

予期しない衝撃を受けると自信が無くなってしまうことがある。

それも大丈夫。ただもし自信が落ちている時に、衝撃を受けそうな場面に行くことになったら、可能な場合は避けましょう。同窓会とか、親戚の集まりとか。

 

こんな風に攻撃をされたら、こうやって返せばいいんだよ。

そういったことがいろいろな視点で書いてある。

生きづらい世の中で自信が無くなる前に、読んだ方がいいかもしれない。