【気まずい二人】三谷幸喜著 読後感

こんな人にお勧め

・人見知りな人

 

著者と著名人の対談集である。

 

最初にこの本の使い方とある。

戯曲として読む。対談集として読む。HOWTO本として読む。

 

 

戯曲と戯曲だろう。

対談集であるのは間違いない。

でもHOWTO本というのはいかがなものか。

人見知りな著者が対談を重ねて、人見知りを脱却するつもりだったらしいが、どうもそうなっているようには思えない。

人見知りなのに頑張ってるなとは思う。

 

人見知りで会話が途切れるのであれば、最初から質問をいくつか用意すればいいのにと思う。

対談はそれはそれで面白いが、こういう時はこうすればいいのにって助け舟を出してあげたくなる。人間得意不得意があるんだな、って励まされる。

 

スマートではない対談集、ある意味面白い。