【日本一わかりやすいお金の本 お金が苦手な文系タイプ必読! 】竹下さくら著 読後感

こんな人にお勧め

・お金に関してある程度知識のある人

・物事に疑問をもって接することが出来る人

 

お金に関する知識を付けるのは好き。

どれだけ身に付けてもやり過ぎは無いと思ってる。

ただ、人によって考え方なのが違うので、いろんな人が書いた本を読んでいる。

 

この本はお金に関してとても広く書いてある。総合的に学べると思って読んでみた。

 

初心者やお金に関する知識が少ない人、何でも信じやすい人にはこの本はお勧めしない。

 

読んでいて疑問に思う箇所が何か所かあった。

既に10年前の本なので、法律なども変わっているがそれを差し引いても、あれっと思う。

 

①戸建てとマンションのコスト比較

②生命保険は必須?

自動車保険はケチっちゃダメ

 

特に疑問に思った3点。

 

①戸建てとマンション。コスト比較は単純には出来ない。グラフ化しているのはイメージである事は分かるが、固定資産税を同じ割合で示すのはどうかと思う。

 

②生命保険は経済的に困る遺族がいる場合だけ入ればいい?ように取れる。

生命保険の死亡保障についてだと思うが、生命保険はそれだけではないので、この説明だと不十分かも。詳細に書くと分かりづらくなるかもしれないが。

 

自動車保険についても疑問符が付く。

対人、対物は無制限がお勧めと書いてあるが、車には自賠責保険が必須である。

こちらについても書いてあると良かったが、全く触れていない。

 

私と著者の考え方の違いだと思うので読んで良かったと思うが、FPなど専門家に相談に行く場合もある程度は知識をもって、質問が出来るようにしておかなくてはとも思った。